NY株式市場再び取引停止 終値で史上最大また更新[2020/03/13 06:23]

 アメリカ・ニューヨークの12日の株式市場は株価の急落で一時、取引停止となりました。その後も売りが止まらず、ダウ平均株価の終値は史上最大の下げ幅をまた更新しました。

 (新谷時子記者報告)
 12日のダウ平均株価は前日に比べて2300ドル以上の値下がりです。また、終値は2万1200ドルと約2年9カ月ぶりの安値となりました。また、前日からの下落率は約10%で、これは1987年のブラックマンデー以来です。前日、トランプ大統領がヨーロッパからの渡航を1カ月間、停止すると発表したことでマーケットの不安がさらにあおられた格好です。ニューヨークでは12日からブロードウェーのミュージカルやオペラも当面、休演が決まるなど新型コロナウイルスによる影響がさらに広がっています。専門家からはリセッション、景気後退入りをアメリカでも予想する声も上がっています。

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