米高級百貨店が経営破綻 新型コロナで閉店響く[2020/05/08 13:49]

 アメリカの高級百貨店が経営破綻しました。新型コロナウイルスの影響でアメリカの大手百貨店が経営破綻するのは初めてです。

 全米で約40店舗を展開するニーマン・マーカスは7日、日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条の適用を本店があるテキサス州の裁判所に申請しました。新型コロナウイルスの拡大を受けて、一時、全米のすべての店舗が閉鎖されて経営が行き詰まりました。負債総額は51億ドル、約5400億円だということです。経営再建に向けてつなぎ融資を受けるため、「大量に店舗を閉鎖する予定はない」としています。アメリカでは大手衣料品チェーン「Jクルー」が4日に民事再生法の適用を申請していて、今後も大手小売りの経営破綻が相次ぐのではないかとみられています。

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