中国政府 台湾独立問題で武力行使排除しない考え[2020/05/30 06:37]

 28日に香港での取り締まりを強化する国家安全法制の導入を採択した中国ですが、29日は台湾の独立問題で武力行使を排除しないという発言が相次いでいます。

 中国政府は台湾の独立阻止を目的とした「反国家分裂法」の制定15周年の会議を開催しました。習近平国家主席、李克強首相に続く共産党序列3位の栗戦書全人代常務委員長は「台湾の独立分子が突き進むなら非平和的な手段を含むすべての必要な措置を講ずる」と述べました。また、人民解放軍統合参謀部の李作成参謀長も「台湾海峡の安定のために必要なあらゆる選択肢を持っている」として武力行使も辞さない構えを見せました。

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