中国政府「日本側の環境作りを望む」 習主席訪日で[2020/06/04 22:07]

 茂木外務大臣が中国の習近平国家主席の国賓訪日は11月以降になるとの見通しを示したことに中国政府は「環境作りを望む」としました。

 中国外務省は会見で、習主席の日本訪問が11月に予定されるG20の後になるとの茂木大臣の見通しについて問われ、「報道に留意している」と述べるにとどめて否定も肯定もしませんでした。そのうえで、「日本側が両国関係の安定と発展に資する環境と雰囲気を作るよう望む」と強調しました。新型コロナウイルスの感染拡大や香港デモへの対応などを巡り、日本国内で中国への懸念が高まる動きに中国側は牽制(けんせい)した形です。

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