EU当局ファイザー製ワクチン接種後の死亡「無関係」[2021/01/30 06:37]

 EU(ヨーロッパ連合)の医薬品規制当局はファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの接種後に確認された死亡について、接種とは無関係だと発表しました。

 ヨーロッパ医薬品庁は29日、ファイザー製ワクチンの承認後、初めてとなる安全性に関するレポートを発表しました。

 ノルウェーで数十人が死亡するなど各国での死亡例については、「接種との関連を示しておらず、安全上の懸念を引き起こすものではない」と結論付けました。

 他の疾患の有無や一般的な死亡率を考慮した分析結果で、65歳以上の高齢者に関しては持病の進行による死亡と考えられるとしています。

 また、新たな副反応も確認されていないということです。

 一方、ファイザー側には死亡例の検証を続けるよう求めました。

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