IOC 森会長発言に声明 謝罪で「問題は終わった」[2021/02/05 06:13]
IOC(国際オリンピック委員会)は森会長の発言について、本人の謝罪によって問題は終わったという見解を示しました。
IOCは4日、「森氏は自身の発言について謝罪した。IOCとしてはこの問題は終わったと考えている」という声明を発表しました。
また、「ジェンダーの平等はIOCの基本原則だ」とも強調しています。
新型コロナウイルスの感染拡大で東京大会の開催の可否が揺れるなか、新たな問題について早々に火消しを図った形です。
一方、IOC委員のヘイリー・ウィッケンハイザー氏は、「絶対に、朝食会のビュッフェでこの人を問い詰めます。東京で会いましょう!」とツイッターで発信しました。
元カナダの女子アイスホッケー選手で、オリンピックで4大会連続金メダルを獲得したウィッケンハイザー氏は、森氏の発言を報じた海外メディアの記事を引用し、問題視する姿勢を示しています。