米外交官に肛門のPCR検査要求 中国側は否定[2021/02/26 07:55]

 中国に駐在するアメリカの外交官が当局に肛門(こうもん)のPCR検査を求められたと報道されたことについて、中国政府は「要請したことはない」と否定しました。

 中国外務省・趙立堅報道官:「同僚に確認したところ、中国に駐在するアメリカの外交官に肛門のPCR検査を要求したことはない」

 海外メディアの報道によりますと、中国に駐在するアメリカの外交官が当局に肛門のPCR検査を要求されたことを受け、アメリカ国務省が「外交官の尊厳を守っていく」と中国側を非難したということです。

 これに対し、中国外務省の報道官は25日の会見で「そのような要請をしたことはない」と否定しました。

 中国では先月から、ウイルスの残留期間が長く検出漏れが少ないなどとして、入国した外国人らに対して肛門のPCR検査を実施しています。

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