アストラゼネカ製ワクチン 「効果はリスク上回る」[2021/03/17 06:24]

 アストラゼネカのワクチン接種後に血栓の発症が報告されている問題で、ヨーロッパの規制当局は改めてワクチンの効果はリスクを上回るという見解を発表しました。

 ヨーロッパ医薬品庁は16日、調査を進めているアストラゼネカのワクチンに関して会見を開きました。

 接種後に血栓の症状が複数報告されていることについて医薬品庁は、「非常にまれな例で、接種との因果関係を示すものは確認されていない」としました。

 そのうえで、「現段階では効果が副反応のリスクを上回っている」という見方を示しました。

 医薬品庁は18日に臨時会議を開き、調査結果を公表する予定でその判断が注目されます。

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