中国が台湾を批判 パラグアイのワクチン獲得支援で[2021/04/09 07:34]
台湾が南米パラグアイのワクチン獲得を支援したことについて、中国外務省は「ワクチンは政治の道具ではない」と批判しました。
台湾は8日、南米で唯一、台湾と外交関係を結ぶパラグアイがインドから10万回分の新型コロナウイルスのワクチンを入手する際に支援したことを発表しました。
これに対し、中国外務省は会見で「ワクチンはウイルスと闘い、命を救うための薬で、政治利用するための道具ではないと台湾当局に教えたい」と批判しました。
さらに「ウイルスを利用して独立を図るにせよ、金銭外交を行うにせよ、どれも未来はない」と牽制(けんせい)しました。
一方で、中国の各国へのワクチン提供は「公明正大で清らかだ」と主張しました。