スリランカ沖で貨物船の火災続く 沈没する恐れ[2021/05/26 19:12]

 スリランカの沖合で化学物質などを積んで航行中の貨物船で火災が発生し、沈没する恐れが出ています。

 火災が起きたのは停泊中だったシンガポール船籍の貨物船「エクスプレス・パール号」です。

 20日、スリランカの最大都市コロンボの沖合約18キロの地点で火災が発生し、消火活動が続けられてきましたが、25日に大きな爆発が起きて船は黒煙とともに激しく燃えています。

 乗組員25人は爆発後に全員避難していて、無事が確認されています。

 貨物船は25トンの硝酸を含む化学物質などを運搬中で、スリランカ当局はこの化学物質が原因で火災が発生したとみています。

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