米で旅行者急増 一部地域で「デルタ株」感染拡大[2021/07/07 12:10]

 新型コロナワクチンの接種が進むアメリカでは、独立記念日の先週末に旅行者が急増するなど正常化が進んでいます。一方、接種が遅れている地域でインド型の変異ウイルスの感染者が増加しています。

 当局によりますと、1日から5日にかけて空港を利用した人は1000万人に上り、去年に比べて約3倍に増えました。

 アメリカではすでに1億5700万人余りがワクチン接種を完了していて、旅行の需要が高まっています。

 全米で渡航者が急増していますが、現地メディアによりますと、南部や中西部などではワクチンの接種率が3割から4割ほどにとどまる州もあり、インド型の変異ウイルス「デルタ株」が広がっているということです。

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