イスラエルで3回目のワクチン接種 デルタ株に対応[2021/08/02 10:35]

 新型コロナウイルスのデルタ株による感染拡大を抑えるため、中東のイスラエルで3回目のワクチン接種が始まりました。

 AP通信によりますと、3回目の接種は1日からイスラエルの全土で始まりました。

 2回目の接種から5カ月以上が経過した60歳以上の住民が対象です。

 イスラエルは去年12月からファイザー製のワクチン接種を進め、人口の60%近くがワクチン接種を終えています。

 しかし、このところ一日の新たな感染者数が2000人を超えるなどデルタ株による感染が再び広がっているため、新たな対策に踏み切りました。

 ワクチンの予防効果は時間の経過とともに低下するというデータもあり、3回目の接種が他の国に広がる可能性もあります。

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