フィリピンで“オンライン授業反対”保護者らがデモ[2021/09/13 23:28]

 新型コロナウイルスの感染拡大が続くフィリピンで、小学校の生徒の保護者らがオンラインではなく対面で授業をするよう求めるデモを行いました。

 フィリピンでは新型コロナ対策として小学校から大学までオンラインによる授業が続いていて、新学期初日を迎えた13日も登校する生徒の姿はありませんでした。

 こうしたなか、首都マニラの小学校の校門前で生徒の保護者らがオンラインではなく対面で授業をするよう求めるデモを行いました。

 インターネットの利用料などが払えず、オンライン授業を受けられない子どもが多数いると訴えています。

 保護者:「オンライン授業のために食べ物を買うお金を使わなければならない」

 保護者らは対面での授業を安全に再開するため、早急に対策を検討するよう政府に求めています。

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