中国外務省、日印首脳会談を「嘘つき外交」と批判[2021/09/24 19:47]

 菅総理大臣とインドのモディ首相が会談し、中国の「経済的な威圧に反対する」などと表明したことについて、中国外務省は「汚名を着せる外交は建設的ではない」と批判しました。

 23日にワシントンで会談した菅総理とモディ首相は中国の海洋進出を念頭に「経済的な威圧や、東シナ海や南シナ海での力による一方的な現状変更の試み」に反対することで一致しました。

 これについて中国外務省は24日の会見で「嘘つき外交や汚名を着せる外交は建設的ではなくいい加減にしてほしい」と批判しました。

 そのうえで、「経済的な威圧の発祥地はワシントンにある。レッテルを中国に貼ることはできない」と主張しました。

 日本時間の25日未明には、中国への対応などをテーマとして日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4カ国による首脳会談が行われる予定です。

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