恒大集団側と投資家が交渉開始 地方政府も収拾へ[2021/09/25 12:17]

 経営危機に陥っている中国の「恒大集団」が、投資家と話し合いを始めたほか、一部の地方政府も事態の収拾に乗り出しました。

 抗議する投資家:「恒大は金融詐欺だ。政府よ解決して下さい」

 恒大集団を巡っては、販売した金融商品に対する利払いが滞り、投資家らが抗議活動を続けています。

 こうしたなか、安徽省では恒大集団側と投資家の話し合いがもたれ、利払いなどの交渉が始まりました。

 一方、広東省では地方政府の建設局が恒大集団に「収入のすべてを送金せよ」と指示する通知を出すなど、事態の収拾に向けた動きも出始めています。

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