小笠原諸島の軽石か フィリピン北部の海岸に漂着物[2021/11/24 20:25]

 フィリピン火山地震研究所は、小笠原諸島の海底火山の噴火によって発生した軽石とみられる漂着物がフィリピン北部で確認されたと発表しました。

 フィリピンの火山地震研究所によりますと、21日、北部のバタネス州で軽石とみられる漂着物が海岸に流れ込んでいるのが見つかりました。

 漂着物が見つかった海岸は海底火山の噴火があった小笠原諸島から南西におよそ2000キロ離れていて、研究所は8月の噴火で発生した軽石が海流によってフィリピンまで運ばれたとしています。

 また、浮遊する軽石が船を傷付けたり海洋生物の生育に影響する可能性があるとして、自治体に海岸の監視や流入防止策などを求めています。

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