新たな変異株 EUはアフリカ南部から渡航禁止の方針[2021/11/26 18:00]

 EU(ヨーロッパ連合)は新型コロナウイルスの新たな変異株が見つかったことを受け、アフリカ南部からの航空便を停止する方針を示しました。

 EU欧州委員会のフォンデアライエン委員長は26日、南アフリカで変異株「B1.1.529」が新たに見つかったため、アフリカ南部からの航空便を停止させることを提案するとツイッターに投稿しました。

 また、AFP通信によりますと、ドイツのシュパーン保健相は26日夜以降、南アフリカや近隣諸国から入国できるのはドイツ国民のみに制限すると明らかにしました。

 ワクチンを接種済みでも入国後14日間の隔離が課されます。

 イタリアも過去2週間、南アフリカなど近隣諸国に滞在した人の入国禁止を発表しました。

 また、フランスも最低でも48時間アフリカ南部からの航空便を停止することを決めました。

 過去14日の間にそれらの国に滞在していた人に対して検査を受けることを勧告するとともに、今後の渡航の取りやめも呼び掛けています。

こちらも読まれています