新変異株「オミクロン」 再感染リスクはデルタ以上[2021/11/27 12:10]

 南アフリカで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株について、WHO=世界保健機関が「懸念される変異株」に指定し、「オミクロン」と名付けました。

 WHOは26日、南アフリカで確認された新たな変異株を「懸念される変異株」に指定し、名前は、ギリシャ文字のアルファベットから「オミクロン」と命名しました。

 オミクロン株には多くの変異が生じていて、デルタ株などに比べて再感染するリスクが高いと指摘しています。

 これまでに南アフリカで77件確認されたほか、ボツワナ、香港、イスラエル、ベルギーなどでも確認されています。

 一方、ニューヨーク株式市場では、オミクロン株の広がりで景気回復が遅れるという懸念から、ダウ平均株価が、今年最大の下げ幅となりました。

 ヨーロッパ市場なども下落していて、世界同時株安の様相となっています。

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