台湾防空圏に中国戦闘機27機侵入[2021/11/28 22:14]

 台湾の国防部は、防空識別圏に中国の戦闘機27機が侵入したと発表しました。台湾がバルト三国などとの関係を深めるにつれて、中国からの圧力が強くなっています。

 台湾国防部によりますと、28日に侵入した中国の戦闘機27機のうち、一部は台湾の南海上を通過し東部海域まで深く侵入したということです。

 台湾では、来月2日からバルト三国の議員らを招いたフォーラムが開催される予定で、28日にリトアニアの議員団が空港に到着しました。

 リトアニアは国内に台湾の実質的な大使館にあたる「台湾代表処」を開設しましたが、中国政府は「中国人への侮辱は許さない」と猛反発し、外交関係を正式に格下げしたと発表していました。

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