中国が強硬姿勢の転換を要求 北京五輪で独新政権に[2021/12/06 23:23]

 ドイツの新政権で外相に就任するベアボック氏が北京オリンピックの外交的ボイコットに含みを持たせたことについて、中国政府は強硬姿勢を取らないよう求めました。

 ショルツ新政権で外相に就任するベアボック氏は、ドイツメディアに対し、中国のテニス選手・彭帥さんや武漢で新型コロナを取材し後に逮捕されたジャーナリストらに触れながら「オリンピックへの対応はよく吟味しなければならない」と述べ、外交的ボイコットに含みを持たせました。

 これに対して中国外務省はコメントを発表し、「中国の核心的利益と重大な関心事を尊重」すべきとして不快感をにじませました。

 さらに、「両国間に壁ではなくかけ橋を作るよう望んでいる」とし、中国への厳しい姿勢を改めるよう求めました。

こちらも読まれています