南ア オミクロン株「ピーク過ぎた」 深夜の外出禁止令を解除[2021/12/31 09:56]

 南アフリカ政府はオミクロン株とみられる感染拡大のピークが過ぎたとして、全国に出されていた深夜の外出禁止令を解除しました。

 南アフリカ大統領府は30日、感染者数の推移を考慮し、午前0時から午前4時までの外出禁止令を解除すると発表しました。

 声明では「オミクロン株は感染力が強いものの入院する割合は前回の流行の時よりも低い」としています。

 保健省の統計によると、先週一週間の感染者は12万7000人ほどで、その前の週に比べて30%ほど減っていました。

 新年を前に、深夜の移動の制限が解除されるほか、夜間の酒の販売も認められます。

 新型コロナウイルスへの警戒レベルは、5段階のうち最も低いレベルにすでに引き下げられています。

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