マリウポリ市当局「劇場への空爆で300人死亡」[2022/03/26 06:24]

 ウクライナ南東部のマリウポリ市当局は、住民が避難していた劇場へのロシア軍の空爆で300人が死亡したとみられると明らかにしました。

 ウクライナの当局によりますと、多数の住民が避難していたマリウポリの劇場が16日、ロシア軍の空爆を受け、多くが生き埋めになっていました。

 マリウポリ市当局は25日、「目撃者の話からこの空爆で300人が死亡したとみられる」と明らかにしました。

 ロシア軍はこれまで「ウクライナ側の攻撃だ」と主張し、関与を否定しています。

 また、ウクライナ当局はロシア側がマリウポリの市民およそ1万5000人を強制移住の対象にしたうえ、少なくとも6000人を実際に移住させたと主張しました。

 ロシア極東のサハリンなどへの移住を提示されているとして、これを非難しています。

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