茨城で震度5弱[2016/05/17 12:14]

 5月16日に震度5弱を観測した茨城県を震源とする地震について、気象庁は今後2、3日の間は震度4程度の余震に注意が必要だとしています。

 午後9時23分ごろ、茨城県南部を震源とする地震がありました。マグニチュードは5.5で、震源の深さは42キロと推定されています。茨城県小美玉市で震度5弱を観測したほか、関東地方の広い範囲で震度4から1の揺れが観測されました。気象庁は、東日本大震災の余震活動とは関係がないとしています。
 気象庁・青木元地震津波監視課長:「今後2、3日の間は最大震度4程度の余震に注意して下さい」
 茨城県つくば市では、小学3年の男の子が地震で驚いて2段ベッドから飛び降り、左ひじを骨折しました。また、交通機関では、JR常磐線が品川から水戸の区間で上下線とも運転を見合わせました。
 電車に乗っていた人:「(柏で)電車に乗ろうとした時に揺れた。縦揺れじゃないですか、多分」「(乗ってから)3時間くらい。まだ着かないですね」
 一部の電車は駅と駅の間で止まってしまい、乗客は線路を歩いて駅まで移動しました。常磐線は17日午前2時半ごろから全線で運行を再開しています。

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