自民党TPP交渉参加を容認 安倍総理あす参加表明(2013/03/14 05:51)

 安倍総理大臣によるTPP=環太平洋経済連携協定への交渉参加表明を15日に控え、自民党は米など5つの農産物を関税撤廃の対象外とすることなどを求める決議をまとめました。

 TPP反対派・小里泰弘農林部会長:「交渉のなかで守るべき国益を守れないのであれば、脱退すると明示したわけですから、そこは大きなこれからの交渉の支えになっていく」
 TPP賛成派・小泉進次郎青年局長:「皆、思っている意見を言って、最後にまとまるのが自民党、その姿が出た」
 2時間近くに及んだ会合では、農村を抱える議員から、「国益が守れなければ脱退すると言わないと、地元で説明できない」などの意見が出されました。このため、決議には「聖域扱い」として米や牛肉、乳製品など農産物の5品目の関税や国民皆保険制度が盛り込まれました。そのうえで、交渉については当初の決議案にあった「脱退も辞さない覚悟で」という表現を「脱退も辞さないものとする」に強め、了承されました。自民党は14日、安倍総理にこの決議を報告したうえで、交渉参加については「総理一任」を伝えることにしています。これを受けて、安倍総理は15日に記者会見し、TPP交渉への参加を表明します。
 また、安倍総理は、担当大臣に甘利経済再生担当大臣を起用する方針を固めました。交渉参加表明に合わせ、15日にも発表する見通しです。TPPの交渉は21分野と多岐にわたり、複数の省庁にまたがるため、交渉の正式参加に向けた戦略の取りまとめ役などを担うことになります。

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