安倍総理ロシア・中東へ エネルギー調達自ら動く[2013/04/28 17:40]

 安倍総理大臣がロシアや中東を歴訪するため、羽田空港を出発しました。今回の外遊の最大のテーマはエネルギー外交で、ロシアで天然ガス、サウジアラビアとアラブ首長国連邦で石油の安定確保を図ります。さらに、トルコでは日本の原発輸出の売り込みを図る予定です。

 今回の外遊の狙いは、エネルギーコストが高まるなか、安倍総理自らが交渉に乗り出すことで、より安く安定した調達の道を確保することにあります。日本の総理として10年ぶりの公式訪問となるロシアでは、天然ガスの輸入拡大など経済面での連携強化をてこに、北方領土問題の前進に向けた糸口を探ります。中東諸国に対しては石油の安定確保を図る一方で、日本の技術の輸出先として、また安全保障の面でも関係を深めたい考えです。特にトルコとは、日本の原発輸出に向けた協定が締結される予定です。
 安倍総理大臣:「経済ミッションとしては、最大最強の規模となるミッションになったのではないか」
 今回の外遊には経団連を中心に100人以上の財界人も同行していて、安倍総理を先頭に、まさにトップセールスが展開されます。

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