外遊中の安倍総理 憲法96条改正に強い意欲[2013/05/02 00:05]

 安倍総理大臣は、外遊先のサウジアラビアで記者団に対し、夏の参議院選挙で三分の二の勢力確保を目指すとしたうえで、憲法改正に強い意欲を示しました。

 安倍総理は、まず参院選の公約として、憲法改正の発議要件を緩和する憲法96条の改正を掲げる方針を示しました。そのうえで、「三分の二を形成することが大切だ」と述べて、参院選で憲法改正に必要な勢力の確保を目指す考えを強調しました。一方、安倍総理は、右傾化を懸念する中国や韓国の反応について、憲法改正の議論には影響しないとしたほか、「我が国の憲法なので、いちいち説明する課題ではない」との認識を示しました。

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