子どもの数が“32年連続”で減少 総務省推計[2013/05/05 11:53]

 5日は「こどもの日」ですが、15歳未満の子どもの数が先月1日時点で1649万人と、過去最低を更新しました。

 総務省の推計によりますと、子どもの数は前の年に比べて15万人減り、32年連続で減少しました。統計のある1950年以降、最低を更新しています。総人口に占める子どもの割合は12.9%で、1975年から39年連続で低下しました。同じ10%台の欧米諸国や中国、韓国に比べても低い水準です。また、都道府県別に見ますと、前の年より増加したのは東京と沖縄だけで、減少数が大きかったのは福島と大阪の1万1000人でした。福島県では、原発事故で今なお多くの人が避難していることが影響しているとみられます。

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