安倍総理「世界に勝つ」“成長戦略”を発表…[2013/05/17 18:36]

 安倍総理大臣は、「世界に勝つ」をキーワードに、インフラ輸出の3倍増や企業の投資拡大などを盛り込んだ「成長戦略」の第2弾を発表しました。

 安倍総理大臣:「日本で大胆な投資を喚起しなければなりません。その主役は企業です。経営者の皆さんにも雇用や報酬という形で、働く人たちに果実を行き渡らせて頂きたい。『世界で勝って家計が潤う』。アベノミクスもいよいよ本丸です」
 安倍総理はまず、上下水道や交通などの従来型だけでなく、医療や宇宙なども加えたインフラの輸出を、現在の10兆円から2020年までに3倍の30兆円にまで拡大すると表明しました。さらに、燃料電池自動車を世界最速で普及させることや、膨大なデータ、いわゆる「ビッグ・データ」の活用などで、規制改革を「とにかく実行に移す」と強調しました。また、「世界に勝てる大学改革」として、国立の8大学で今後3年で1500人程度を世界中の優秀な研究者に置き換え、外国人教員を倍増させると表明しました。そして、民間企業に対して、「投資マインドを刺激する3本目の矢を放つ時だ」と述べ、補助金やリースを活用して投資を促進させる考えを示しました。

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