安倍総理、ミャンマー大統領と会談へ 経済協力加速[2013/05/26 11:50]

 ミャンマーを訪れている安倍総理大臣はまもなくテイン・セイン大統領と会談し、日本に対する2000億円の債務の免除などで合意する見通しです。

 首都ネピドーで行われる首脳会談で安倍総理は、ミャンマーの知的財産制度に関する法整備の支援や法律家の養成などに協力する考えを伝えることにしています。これにより、ミャンマーに日本などの外国企業が安心して進出し、投資しやすい環境をつくる狙いがあります。また、経済協力の一環として約900億円の無償資金援助を行うほか、ミャンマーが日本に対して抱えている2000億円の債務についても免除する方針を伝える予定です。一方、北朝鮮問題では、ミャンマーが北朝鮮と国交があることを踏まえて拉致問題への協力を呼びかけるとみられ、事態の進展につなげたい考えです。

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