安倍総理ミャンマーから帰国 経済投資で協力加速[2013/05/27 01:20]

 ミャンマーを訪問していた安倍総理大臣は、官民を挙げてミャンマーの国づくりを支援する共同宣言に署名し、27日未明に帰国しました。

 安倍総理大臣:「民主化や法の支配の確立、経済改革、国民和解に取り組んでいるミャンマーの新しい国づくりを、日本は官民の持てる力を総動員して、一丸となって応援をしていきます」
 テイン・セイン大統領との首脳会談で安倍総理は、電力や通信などのインフラ整備や投資環境の整備のための法制度づくりでの支援を約束しました。さらに、2000億円の債務免除や900億円規模のODA=政府開発援助の実施も明らかにするなど、中国の存在感が圧倒的なミャンマー市場への足がかりを確保した格好です。また、ミャンマーが北朝鮮と国交があることを念頭に、拉致問題での支援を求めました。

こちらも読まれています