憲法96条の先行改正に反対する方針 民主党[2013/05/31 13:37]

 民主党は、夏の参議院選挙に向けて憲法改正に関する見解をまとめ、自民党が目指している憲法96条の先行改正に反対する方針を確認しました。

 民主党は31日朝の憲法調査会の役員会で、憲法改正についての見解を取りまとめました。このなかで、憲法の改正手続きを定めた96条については「憲法改正の中身を問うこともなく、手続きの要件緩和だけを先行させることには立憲主義の本旨に照らして賛成できない」として反対する考えを明記しました。また、9条については「制約された自衛権」を強調し、自衛隊に対する国会のチェック機能を明確にするとしました。来月中旬に発表する党のマニフェストに反映させる方針です。

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