防衛省内「PAC3」を撤収 北ミサイル発射兆候なく[2013/06/30 00:30]

 政府は、北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃するために東京・市ヶ谷の防衛省に展開していた地対空誘導弾「PAC3」を撤収しました。

 撤収作業は暗闇のなか、隊員が明かりを照らして行われました。誘導弾が格納されると、もともと配備されていた千葉県の習志野駐屯地に向けて出発しました。破壊措置命令は4月7日に出されましたが、発射の兆候がなくなったことや北朝鮮が対話重視の路線を示していることから、今月28日に解除しました。防衛省は今後、北朝鮮が挑発行為を繰り返したことを踏まえ、PAC3を常時配備することを検討しています。

こちらも読まれています