安倍総理「東電に任せず…」汚染水対策に国費投入へ[2013/08/07 16:36]

 流出を止めるために、数百億円規模の国費を投入する方針です。

 安倍総理大臣は、原子力災害対策本部会議で、これまで東京電力に任せてきた福島原発の汚染水対策に国費を投入する方針を表明しました。そのうえで、茂木経済産業大臣に迅速な対応を取るよう指示しました。
 安倍総理大臣:「汚染水問題は、国民の関心も高く、対応すべき喫緊の課題だ。東京電力に任せるのではなく、国としてしっかりと対策を講じていく」
 汚染水がこれ以上、海に流出するのを防ぐためには、原発の地下を流れている地下水を止める必要があります。このため、凍った土で水を遮断する「凍土壁」を作るという世界でも前例のない事業に数百億円規模の国費を投入する方針です。

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