中国船が尖閣領海内に長時間侵入 外務省が厳重抗議[2013/08/08 14:36]

 沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の領海内に7日朝、中国当局の船が侵入し、8日になっても退去しなかったことを受けて、外務省は中国公使を呼んで厳重に抗議しました。

 岸田外務大臣:「今般の(中国公船による)領海侵入は過去最長となっており、極めて遺憾。力を背景とした現状変更の試みは、今日の国際社会において決して許されるものではない」
 中国海警局の船「海警」は、7日朝から24時間以上、日本の領海に侵入し続けていました。そのため、外務省の伊原アジア大洋州局長が8日午前、中国の韓志強駐日公使を外務省に呼んで厳重に抗議するとともに、領海から出るよう強く求めました。これに対し、韓公使は「日本の抗議は受け入れられない」と述べたということです。その後、中国公船は正午ごろまでに領海から出たことが確認されています。

第11管区海上保安本部

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