北朝鮮拉致問題 岸田大臣が国連調査委と会談[2013/08/28 13:59]

 北朝鮮による拉致問題を調査している国連の人権調査委員会の委員長らが来日し、岸田外務大臣と会談しました。

 岸田外務大臣:「深刻な人権侵害の一つが拉致問題だ。国際社会の重大な懸念事項だ」
 岸田大臣は、「対話と圧力」という安倍政権の方針を伝え、カービー委員長は「人が人を拉致するということは、特に人権の問題でも特殊な面がある」と指摘しました。カービー委員長らはその後、岸田大臣と古屋拉致問題担当大臣から日本政府の拉致問題への取り組みについて説明を受けました。一行はこの後、拉致議員連盟の国会議員と意見交換をするほか、29日には拉致被害者の家族からも話を聞く予定です。こうした聞き取り調査をもとに、調査委員会は来年3月に最終報告書をまとめることにしています。

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