仲井真知事らが岸田外務大臣と会談 配置見直し要求[2013/08/29 20:38]

 沖縄県の仲井真知事が岸田外務大臣と会談し、改めてオスプレイの配備見直しを求めました。

 沖縄県・仲井真知事:「我々はやっぱり配置の見直しを、ぜひお願いしたいというのは変わっていません。まだ沖縄県民はオスプレイに対しての不安感は全く払拭されておりません」
 仲井真知事は、アメリカ軍基地を抱える沖縄県内の市町村長らとともに岸田大臣と会談しました。このなかで仲井真知事は、今月5日に沖縄県のアメリカ軍基地で発生したヘリコプター墜落事故や、26日にアメリカのネバダ州でオスプレイの事故があったことを指摘しました。そのうえで、普天間基地に配備されているオスプレイを沖縄県外に移すよう求めました。これに対して岸田大臣は、2つの事故について「アメリカに情報提供を求め、早期に沖縄側に説明したい」と強調しました。しかし、オスプレイの配備見直しについては言及せず、「沖縄の負担軽減は安倍内閣の最優先課題だ」と述べるにとどまりました。

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