秘密保護法案に「知る権利」明記を検討 森大臣[2013/09/27 13:59]

 秘密保護法案を担当する森大臣は、秋の臨時国会に提出する政府案に「知る権利」の明記を検討する考えを明らかにしました。

 秘密保護法案を担当する、森大臣:「国民の知る権利を保護していくことは、最も重要な課題だ。(条文に)規定することも視野に検討中」
 秘密保護法案は、機密を漏らした公務員らに対して罰則強化を盛り込んだものです。公明党の会合でも、党側が求めていた「知る権利」の明記について、政府側が「前向きに検討したい」と回答しました。さらに、公明党側からは、「特定秘密」の範囲を決める際に、政府の恣意(しい)的な運用を懸念する声が上がりました。これに対して、政府側は、有識者会議が統一基準を作ることで透明性を高める方針を示しました。

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