与野党が修正協議でヤマ場 特定秘密保護法案[2013/11/20 01:03]

 特定秘密保護法案の修正協議を巡って、みんなの党が与党側と合意した一方、日本維新の会とは20日も行う予定です。また、民主党は独自案を提示し、与党との協議に入りました。

 みんなの党は、総理大臣が特定秘密の指定や解除を指揮監督するとした修正案で与党側と合意し、法案に賛成に回ることを決めました。また、維新の会との修正協議では、与党側が秘密の指定期間を60年を上限とする新たな案を示しました。この案では、60年を超えて秘密指定できるのは「外国との交渉に関する情報」などに限定しています。しかし、維新側は「あいまいだ」と難色を示し、20日以降に改めて協議します。一方、民主党は19日、秘密の範囲を外交や国際テロ関連などに限定した独自案を衆議院に提出し、与党側との協議に入りました。しかし、与党案との溝は大きく、調整は難しい状況です。

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