日米防衛首脳「許してはいけない」 中国防空識別圏[2013/11/28 05:50]

 小野寺防衛大臣が、アメリカのヘーゲル国防長官と電話で会談し、中国が設定した防空識別圏について「決して許してはいけない」という認識で一致しました。

 小野寺防衛大臣:「現状変更についての試みは、これは決して許してはいけないというメッセージを伝えることが大切だということで一致しました」
 このなかで、小野寺大臣は「尖閣諸島の領空をあたかも中国の領空のような表示をしていて、全く受け入れられない」と中国の対応を強く非難しました。さらに、中国機が領空侵犯した場合には「厳正な措置を取る」と強調しました。これに対して、ヘーゲル長官は「中国の発表はアメリカの軍事行動を変えるものではない」としたうえで、「尖閣諸島には日米安保条約が適用される」と応じました。

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