国家公務員制度改革法案 今国会での成立断念[2013/11/29 00:00]

 政府・与党は、中央省庁の幹部人事を総理官邸が一元的に管理する国家公務員制度改革法案について、今の国会での成立を断念する方針を固めました。

 法案は、新たに設ける「内閣人事局」で中央省庁の審議官クラス以上の幹部約600人の人事を管理することが柱です。特定秘密保護法案の審議が遅れた影響などで来月6日までの会期内成立が難しくなり、断念する方針を固めました。政府・与党は、来年の通常国会序盤での成立を目指しますが、目標としていた来年4月の内閣人事局発足はずれ込む可能性が出てきて、来年夏の霞が関人事にも影響が出そうです。

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