防衛大臣フィリピン被災地視察へ 中国けん制狙いも[2013/11/29 11:50]

 フィリピンで大規模な台風被害が出てからまもなく1カ月です。小野寺防衛大臣が、派遣している自衛隊を激励するため、来月に被災地を訪問することになりました。

 自衛隊は、過去最大の1180人規模で医療や輸送活動などフィリピンの支援にあたっています。小野寺大臣は、被害発生から1カ月となる来月7日から8日に被災地を訪れ、復旧状況を視察するほか、現地で活動する自衛隊を激励することになりました。また、小野寺大臣がフィリピンを訪れて関係強化をアピールすることで、防空識別圏を設定するなど空と海への拡大政策を続ける中国をけん制する狙いもありそうです。

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