「もっと議論を」秘密保護法案で海江田代表が批判[2013/11/30 20:54]

 特定秘密保護法案を巡り、民主党の海江田代表らが街頭演説を行い、「このまま通すわけにはいかない」と、成立を急ぐ政府・与党を厳しく批判しました。

 民主党・海江田代表:「この議論、もっと時間をかけたほうが良いんじゃないですか。時間が短いですね。やっぱりこの法律は、このままでは国会を通すわけにはいかない」
 海江田代表は、衆議院での審議が約46時間だったことについて、「これまで、重要な法案は100時間以上かけるのが常識だ」と強調しました。民主党は、来年の通常国会まで審議を継続してでも時間を確保して、修正協議を行うべきだと主張しています。しかし、政府・与党は、12月6日の会期末までに成立を目指す姿勢を崩していません。
 一方、礒崎総理補佐官はテレビ朝日の番組で、民主党など野党が設置を求めている秘密の妥当性をチェックする第三者機関について、「つくる。約束する」と明言しました。この発言は、これまでの政府の方針よりも踏み込んだもので、週明けの審議に大きな影響を与えることになりそうです。

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