「特定秘密保護法」を13日に公布 閣議決定[2013/12/10 17:49]

 政府は10日の閣議で、6日に成立した特定秘密保護法を13日に公布すると決めました。政府はただちに準備室を立ち上げることにしています。

 菅官房長官:「本日の閣議では13日の交付を決定した」
 政府は13日に準備室を立ち上げ、有識者による「情報保全諮問会議」の設置を進めるほか、秘密指定のチェックや検証を行う「保全監視委員会」や「情報保全監察室」の設置準備も始める方針です。法律の施行は「公布から1年以内」と定められていますが、菅長官は「安全保障会議を効率的に行うためにも、可能な限り早期にということが重要だが、一方で国民の懸念を払拭するために、国民に丁寧に説明しながら万全の準備を行うことが大事だ」と述べ、慎重に施行時期を判断する考えを示しました。また、自民党の石破幹事長は、特定秘密の内容を国会としてチェックする監視機関の設置について、来年の通常国会に国会法の改正案を議員立法で提出する考えを示しました。

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