南スーダンPKO陸自隊長 韓国軍から「要請と謝意」[2013/12/25 05:50]

 南スーダンPKO=国連平和維持活動に派遣されている陸上自衛隊の隊長が、小野寺防衛大臣との電話会談で、韓国軍から直接、銃弾提供の要請と感謝の言葉があったことを明らかにしました。

 南スーダン派遣施設隊・井川隊長:「現在、1万5000名の避難民がいる。守る部隊は韓国部隊のみである。周りは敵だらけで、現在、弾薬が不足している。ぜひ、貸してくれないかという差し迫った要請があった」
 南スーダン派遣施設隊の井川隊長は、銃弾を提供した後、韓国側から「この弾薬は日本と韓国隊の強い絆の象徴と考えている」などと感謝の言葉があったとしました。また、井川隊長は自衛隊が活動している現地の情勢について、「市民生活は平常に戻っていて、ここ数日は銃声は確認されていない」と説明しました。

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