日本維新の会党大会“対立”抱え野党再編目指す[2014/02/01 11:51]

 日本維新の会は一昨年の結党以来、2回目となる党大会を行っています。支持率の低下や路線の対立など、様々な課題を抱えています。

 (政治部・朝日健一記者報告)
 橋下・石原の2枚看板の維新の会ですが、石原代表がインフルエンザのため欠席するなかでの党大会となっています。橋下代表はあいさつのなかで、大阪都構想問題が暗礁に乗り上げていることについて、「都構想の実現のために自分のことは自分で決める。維新の会のことは今後、皆さんに託す」と述べ、代表辞任の可能性を示唆しました。一方、党大会では「政策協議、勉強会等を経て野党再編に向かうべき」という活動方針が決定します。さらに、伝統主義的な保守カラーの強い党の綱領についても、他の野党に配慮して表現を一部ソフトにすることを決めます。しかし、保守カラーを薄めて他の野党との合流を模索すれば、保守系ベテラン議員たちとの距離感が広がることになります。橋下代表の辞任問題と党内の路線対立など難しい党運営となります。

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