「何をしても良いのか」総理発言に党内から異論[2014/02/13 22:42]

 憲法の解釈を政府が変更するだけで、集団的自衛権の行使が認められるのか。
 安倍晋三総理大臣:「最高責任者は私です。私が責任者であって、政府の答弁に対しても、私が責任を持って、その上において、私たちは選挙で国民から審判を受けるんですよ」
 この総理発言に13日に異論が噴出したのが、身内である自民党の総務会だった。
 自民党・村上誠一郎元行革担当大臣:「総理の発言は、選挙で勝ったら、拡大解釈で憲法を改正しても、何をしても良いのかと理解できる。その時々の政権が解釈を変更できることになる」
 自民党・船田元憲法改正推進本部長:「拡大解釈を自由にやるなら、憲法改正は必要ないと言われてしまう」
 野田総務会長は、こうした党内の意見を安倍総理に伝えるとした。

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