一般用検査薬の範囲拡大へ 規制改革会議が提言[2014/03/18 00:00]

 政府の規制改革会議は、インフルエンザウイルスの検査薬など49項目について、処方箋(しょほうせん)がなくても買える「一般用検査薬」への変更を検討するよう求める提言をまとめました。

 一般用検査薬は現在、妊娠、尿糖、尿たんぱくの3項目しか認められていません。このため、規制改革会議はインフルエンザウイルスの検査や排卵日検査など49項目で、医療用から一般用に転用する仕組みについて、年内に検討を開始すべきだとする提言をまとめました。「国民が日常的に健康をチェックすることで、疾病の重症化を防ぐことができる」としています。これを受けて厚生労働省は、製薬業界などから意見を聞きながら検討を進める方針です。

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