社会全体「満足」60.8%で最高 内閣府調査[2014/03/22 20:54]

 現在の社会に全体として満足している人が6割を超えた一方で、外交分野が悪い方向に向かっていると感じている人が4割近くに上っていることが、内閣府の調査で分かりました。

 内閣府が行った「社会意識に関する世論調査」によりますと、社会全体について「満足している」と答えた人は60.8%と、同じ質問をしたこれまで6回の調査で最高になりました。現在の世相を「平和だ」と感じている人も62.9%と、15年前に同じ質問を始めて以来、最高を記録しました。その一方で、悪い方向に向かっている分野は何か尋ねたところ、「外交」を挙げた人が38.4%と、「国の財政」や「雇用・労働条件」などを抑えてトップになりました。良い方向に向かっている分野では、「医療・福祉」や「科学技術」に次いで、「景気」を挙げた人が去年の11.0%から倍増して22.0%になりました。また、去年の調査で過去最高を記録した「愛国心」については、今回は55.3%と、前回より2.7ポイント下がりました。

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