本部長に石破氏 集団的自衛権で自民党内に議論機関[2014/03/25 16:42]

 自民党は、集団的自衛権の行使容認について議論する総裁直属の機関の設置を了承し、本部長には石破幹事長が就任しました。

 自民党・野田総務会長:「集団的自衛権と安全保障法制の整備について党全体で議論するため、新たに党則79条に基づき、『安全保障法制整備推進本部』を立ち上げたい。『異議なし』ということで、総務会で正式に議を経て設置されることになった」
 集団的自衛権の行使が出来るように憲法解釈の変更を目指す安倍総理大臣は、自民党内の議論を深めるため「安全保障法制整備推進本部」という総裁直属機関の設置を指示し、総務会で了承されました。本部長には石破幹事長、本部長代理には集団的自衛権の行使容認に積極的な高市政調会長と、慎重な脇参院幹事長がそれぞれ就任しました。初会合は31日に開かれる予定です。集団的自衛権の行使容認を巡っては、政府の有識者会議が4月にも報告書をまとめる見通しで、その前に自民党として党内議論を深めたい考えです。

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