政治

2014年3月26日 05:55

安倍総理 プルトニウム大量保有に関し弁明

2014年3月26日 05:55

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 核セキュリティサミットに出席した安倍総理大臣は、プルトニウムの大量保有を海外の記者に指摘され、弁明に追われました。

 (政治部・足立直紀記者報告)
 米通信社記者:「(Q.なぜ日本は大量の核物質を保有し続けるのか?危険ではないか?)」
 安倍総理大臣:「我が国の取り組みは、核セキュリティサミットの目的と完全に合致している」
 安倍総理は、「利用目的の無いプルトニウムは持たない」と明言し、東海村の実験装置の高濃縮ウランとプルトニウムをすべて返還することでも合意した実績を強調し、懸念の払拭に努めました。この会議を推進してきたアメリカのオバマ大統領からも、「日米合意が今回のサミットの最大の成果だ」とお墨付きを得たと胸を張っても見せました。しかし、原発再稼働もまだ見通せないなかで、危険なプルトニウムを「使う」と言って大量保有し続けることに世界から厳しい目が向けられるのは避けられなそうです。

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